【中小企業必見】SEO対策で集客する方法とは?


企業が運営するWebサイトで利益を上げていくためには、できるだけ多くのユーザーに訪問してもらわなければなりません。そこで今回は、企業のWebサイト運営者が検索エンジンで上位表示を目指す際に欠かせないSEOについて、その基本から具体的な対策ポイントまでをお伝えします。
SEOとは
SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略称で、検索エンジンの検索結果で上位に表示されるために対策を行うことです。
インターネットを利用するユーザーの多くは、何か情報を探すときに検索エンジンを利用します。例えばテレビを欲しいと思ったら、「テレビ+メーカー名」「テレビ+4K」などといったキーワードを入力して自分の求める情報を探します。
その際、自分がWebサイトでテレビを販売していれば、ユーザーに訪問してもらうには検索結果の上位に表示されていなければなりません。そのための対策を行うことをSEO対策と呼びます。
Webマーケティングにおいて、サイト運営者がSEO対策を行わなければならない理由は次のとおりです。
自社が運営するWebサイトの認知向上
実店舗であれば、外を歩いている際に看板やのぼりなどで、興味を持ってもらえれば入店の可能性が高まります。しかし、Webサイトはどれだけ派手につくったとしても、誰かから教えてもらうか、検索エンジンで表示されない限り気づいてはもらえません。そのため、検索エンジンで表示され認知されなければ、訪問してもらえる可能性は限りなくゼロに近くなります。
コスト削減の効果がある
検索エンジンでは、ユーザーに見つけてもらう方法としてSEO以外に検索連動型広告があります。ユーザーが入力したキーワードに応じて表示される広告ですが、当然ながら広告経由の訪問となればコストがかかります。また、広告は掲載を止めればその時点で検索結果に表示されなくなります。
しかしSEOであれば、人的コストはかかるものの、一旦上位表示が実現すれば基本的にはすぐに順位は落ちません。そのため、広告を利用するのに比べると、コスト削減の効果があります。
SEO対策方法について
実際にSEO対策を行うにはさまざまな方法がありますが、基本的には次のような方法が必須です。
適切なキーワードの選定
自社のWebサイトにユーザーを呼び込むには、ユーザーが求める情報(コンテンツ)をユーザーが求めるタイミングで提供する必要があります。そのために欠かせないのが適切なキーワードの選定です。
自社がターゲットとするユーザーがどういった情報を求めているのか、検索する際にどういったキーワードを使うのかを調べ、そのキーワードを軸としてコンテンツの作成を行います。
サイト内要因とサイト外要因の検討
SEO対策は、Webサイト全体のテーマ設定、サイト内のリンク構造、正しいHTMLの使用といったサイト内要因。そして、自社のWebサイトのテーマと関連性の高い外部のWebサイトからのリンクを集めるサイト外要因の2つの点で最適化を行う必要があります。
押さえておくべきSEO対策のポイントとは?
前項でご紹介したSEO対策は基本中の基本であり、それだけをしっかりと行なっても必ず成果が出るとは限りません。そこで、上位表示を目指すうえでポイントとなるものを3つご紹介します。
キーワード選定は目的を明確にしてから行う
自社のターゲットユーザーが使うキーワードという観点だけでキーワード選定を行なった場合、それがごく限られたユーザーしか使わないキーワードである可能性があります。
これが購入や資料請求といったことが目的であれば問題ないでしょう。しかし、認知獲得が目的であればそうしたキーワードはふさわしくありません。キーワード選定をする場合、必ず目的を明確にしてから行う必要があります。
スマートフォン最適化を目指す
従来、Googleでは検索結果の順位を決める際に、PCで表示されるWebサイトを評価基準としていました。しかし2015年以降、モバイルからの検索利用者数のほうがPCからの利用者数よりも多くなっていることを受け、2021年3月より、評価基準がモバイルサイトへ移行されます。
そのため、今後はスマートフォンで表示されるWebサイトで検索エンジン最適化をすることが、検索結果で上位表示につながるようになるでしょう。
サイトマップの送信が上位表示の必須ではない
検索結果上位表示を目指すのであれば、GoogleのサーチコンソールにXMLサイトマップを送信するのが必須といった情報があります。しかし、これは必須ではありません。むしろ、適切ではないXMLサイトマップの送信はGoogleからの評価を下げる場合もありえます。
もし、送信するのであれば、XMLサイトマップを自動生成するツールを使ったりせず、必ず正規URLだけを記載した間違いのないサイトマップを送信するようにしてください。
まとめ
SEO対策は、今日やって明日結果が出るといった短期での成果を求めるものではありません。計画、実行、評価、改善のPDCAを回しながら、継続性を重視して行うことが成功の鍵となるでしょう。